スイウは、年神への供え物である鏡餅をモチーフにした片口と盃の祝いの酒器セット。
日本酒の雑味を取り、まろやかにする伝統工芸品で知られる「錫」で作られています。
目の前に配膳されたら、酒器には見えないこのオブジェに、宴の会話がきっと弾むことでしょう。。
徳利と盃が一つずつ付いた2段セットは、ひとりでゆっくりお酒を楽しむ方におすすめです。錫のひんやりとした冷たさと、趣のある形がいつもの晩酌を少し特別なものにします。
徳利が一つと盃が二つついた三段セットは、二人で語らう場を作ります。錫によりまろやかに香るお酒の風味と、この酒器の不思議な形に、きっと会話が弾むことでしょう。
盃の一つをおつまみを乗せる皿として使うこともでき、一人のときも、二人のときも、美しい錫の質感をお楽しみ頂けます。
スイウの表面はサンドブラスト処理による少しマット感のある仕上げで、手に伝わる冷たさを程よく和らげてくれる心地よい質感となっています。
※スイウは冷酒専用酒器です。
錫は人体に無害な金属の上、不純物を吸収し水を浄化すると言われ、1300年以上の古くから、器として使われてきました。スイウは全て本錫で作られており、底の部分にそれを証明する”本錫”の刻印が入っています。本錫とは、一般的に錫の含有率が95~97%のものを指し、錫器事業協同組合で保証しています。本錫の器に入れたお酒は、雑味のない、まろやかな風味となり芳醇さが増します。また、錫器は酸化しにくく錆びないため手入れが簡単で、においもつきません。
スイウは、桐箱のギフトパッケージ仕様になっています。結婚・還暦・開店などのお祝いや、父の日や敬老の日のプレゼント、日ごろお世話になっている大切な方への贈り物などに最適です。
鋳型に鋳込み、ロクロで挽く、昔ながらの製作方法で作られる錫器は、1983年・経済産業大臣より伝統的工芸品「大阪浪華錫器」として指定を受けています。日本の伝統を次代へとつなぐ技術・技法とMETAPHYSのデザインが合わさることで、スイウは生まれました。
2013年 Design for Asia Award
2013年 アジアデザイン大賞受賞